ズーラシア

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土曜日に家族とズーラシアに行ってきました。
ズーラシアには10年くらい前に一度行って以来で、記憶も定かでなかったので、ほぼ初体験状態でした。
しかしズーラシアは広い。
各動物たちの餌やり時間に合わせるべく、3歳の娘の手を引きながら(あるいはだっこしながら)、かなりいろいろな動物たちを飛ばした気がするんですが、結局開園の9:30から閉園時間を過ぎた?17:00まで、ずーっとズーラシアにいました。
おかげでかなり日焼けして、ちょっとバツの悪い顔になってしまいました。
一番最初のあたりで、インドゾウたちが朝からショーをしてるんですが、まあその可愛いこと可愛いこと。
いたずらで鼻から水をぷしゅーっと飛ばしたのが私と娘を直撃しましたが、まあそれもご愛敬。
ちなみに一回の水吹きで5~8リットルの水を飛ばすとか。
ついでに、一日の食事の量は100キロで、一回にする糞の量は80キロだとか。
改めて聞くとすげーーーって思いません?
そこからほどなくして、スマトラトラがいました。
のしのしとせわしなく歩き回る姿は、寝てばっかりだったインドライオンよりも精悍でした。
でも、庭に出てごろごろしている姿を見ると、やっぱり大きなネコなんですね。
小さいトラならちょっと飼ってみたいかも?
餌やりの残骸とみられる赤い骨付き肉がちらかっていたのはちょっと怖かったですが。
中ほどに、セスジキノボリカンガルーという珍しい動物がいました。
かなり小さいカンガルーという印象ですが、するするっと木に登ってしまうんですね。
サクラの葉っぱやクワの葉っぱなどが大好物だとか。
これは珍しい&かわいいです。行かれる方は、ぜひ見てほしいですね。
お昼を道端のベンチで食べたのですが、たまたまそのベンチの横のスペースに、
モウコノロバというロバと牛の合いの子みたいな変わった動物がいました。
何だか寂しそうな目で、じーっと立ちつくしている感じなんですね。
結局お昼を食べ終わるまで、ほとんど動きませんでした。
一体この子は何を考えているんだろう?と、ついつい気になってしまう存在でした。
あとでズーラシアの動物たちの本(つい買ってしまった)を見たら、やっぱりものすごい寂しがり屋なんだそうです。
中国の山奥には、あんな不思議な動物がいるのですね。
ズーラシア名物のオカピは、やはり美しかったですね。
一見すると馬みたいですけど、よく見ると確かにキリンの仲間。
とっても優しい目をしてるんですね。
ああいう目を使えたら、私の和解力もさらにアップするのかな?
衝撃だったのは、チンパンジーの檻(=新装オープンした「チンパンジーの森」)でした。
チンパンジーって意外にでかいんだな(ニホンザルとは比べものになりません)とか思いながら見ていたら、四匹くらいいるうちの一匹が、こちらにお尻を向けて排便をし出して。
でも、明らかに手をお尻に当てて、出てくるものをキャッチしようとしてるんですね。
ゴリラみたいに投げるのかと思ったら、何と!!
その手をそのまま口に!!
しかも次々に他のチンパンジーも同じことをし出して!!
これには周囲みんなどよめいてました。
あっちこっちの小さい子が「チンパンジーさんウンチたべてるー…」等と言ってたのが
とってもやるせなかったっす。
ちなみにチンパンジーは、DNA的には最も人間に近い動物で、DNAのうち1.7%しか人間と違いがないそうです。
つまり98.3%は人間もチンパンジーも一緒。
人間も大したことないのかもね。
ではまた。