なつかしのドライブルート
大学~社会人時代、仙台に6年間住んでいました。
そのころよく使ったなつかしのドライブルートの話題が、今朝ネットに出ていました。
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二口林道来秋全通へ のり面補強12年ぶり 仙台・山形
河北新報 10月30日(土)10時10分配信
仙台市太白区秋保町と山形市山寺を結ぶ二口林道=?=が来年秋、12年ぶりに通行止めを解除する見通しになった。のり面崩壊の危険があり、1999年以降、宮城県側の一部が通行止めとなっていた。仙台、山形両市を結ぶ山形自動車道、国道48号に次ぐ、3本目のルート。秋保温泉と山寺を最短距離で結ぶ観光道路として活用されそうだ。
林道を管理する宮城県によると、通行止めを解くのは白糸の滝近くの規制ゲートから山形県境までの5キロ。コンクリートを吹き付けただけだったのり面の改修工事などを今年春に開始した。
山形県側はすべて舗装済みだが、宮城県側10キロで舗装済み区間は計2キロにとどまっており、改修工事に併せ、降雨に弱い部分や急カーブなど計約550メートルを新たに舗装する。道路幅は3~4メートルでバスは通行できず、車のすれ違いは待避所で行う。
林道は99年8月の豪雨で路面が浸食され、宮城県側で全線通行止めになった。02年、白糸の滝近くに規制ゲートを設置し、仙台市秋保ビジターセンター付近からゲートまで部分開通したが、県境付近の5キロ区間はのり面崩落などの恐れがあり、規制が続いていた。
現在は平日がビジターセンターから市秋保二口キャンプ場まで、土日はゲートまで通行できる。
県は今回、昨年の国の経済対策に盛り込まれた地域活性化・公共投資臨時交付金を活用。国が事業費4億3000万円の95%を負担する。10年以上、工事が滞った理由として、県は従来の国庫補助事業で実施した場合、県負担が5割と高額だったことを挙げた。
工事は冬期間休止し、来年5月末に再開する予定。県は、来年秋の紅葉シーズンに開通を間に合わせる方針。県林業振興課は「林業への活用はもとより、両県を訪れる観光客の周遊ルートになることを期待したい」と意義を強調している。
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秋保温泉の奥の方に、二口キャンプ場と白糸の滝があるんですが、そこからさらに突き進むと、ものすごい山道を通って、山形県の山寺へ抜けることができるんです。
この山道が、「二口林道」なのです。
私が運転免許をとったばかりのころ、友達の車でこのルートを通ったのが始まりでした。
そのころこのルートは、舗装どころかコンクリート吹き付けさえろくにない、本当に土むき出しの荒くれ山道でした。
細い急な山道をひたすらくねくね上り下りする一方でガードレールもなく、一歩間違うと本当に崖の下までまっさかさまに転落しかねないド迫力の山道で、初心者ばかりの我々には荷が重いルートだった気がしますが、ここを突っ走るのは本当にスリリングで楽しいものでした。
山寺が見えてくると、達成感とほっとした感とでいっぱいでした。
木々とススキの中から山寺が見えてきたときの風景は、映画「八つ墓村」のオープニングのよう、美しいながらもちょっとミステリアスな感じで、とても印象深いものでした。
あのときの山寺名物玉こんにゃくの味は忘れられません。
仙台を離れてもう約15年。
11年前に通行止めになっていたとは知りませんでした。
今度このルートが整備されたら、改めて走りに行きたいものです。
ではまた。